きっかけは、 id:shinonomen氏のブログ記事『夜の奈良観光 - 東雲製作所』についていたブコメだった。
id:watto 奈良はオーバーツーリズムが問題になっている観光地の一つのはずだが、夜の早い街なのだろうか、名古屋並みに? (一言多い
それに対して、私はこう返信した。
id:yuhka-uno 奈良の観光客は、京都大阪に泊まって日帰りが多いので…
「泊まれ」〜日帰り旅行客が多い観光地・奈良
奈良は以前から、観光客が来るわりには、観光収入があまり得られていないという問題を抱えている。昼間に訪れる観光客の大半は、夕方には奈良から出て行ってしまうため、奈良は全国的に宿泊客数が少ない都道府県のひとつなのだ。*1そのため、観光客が楽しめるナイトライフなど、奈良にはないに等しい。ただ、最近はオーバーツーリズムによる「日本人の京都離れ」が起きており、代わりに奈良に行く日本人が増えているという話もある。*2*3
奈良の観光ポスター。伝えたいことがストレート過ぎて好き pic.twitter.com/oopeGd06YM
— もりっつ@1/18こみトレ47 K02a (@moritz6011) 2021年12月3日
ちなみに、オーバーツーリズムとは言っても、鹿と大仏で有名な地区だけの話であって、それ以外の場所の史跡は、外国人観光客にはあまり知られていないようだ。それに、観光客の大半は、JR奈良駅から東大寺大仏殿のエリアに集中しているものの、奈良公園は広大なので、まだ京都の三寧坂や伏見稲荷大社などよりはマシだろう。
初日に訪問した東大寺・興福寺では、6月にも関わらず観光客であふれかえっていました。日本人よりも外国人観光客が多く、私の印象では約8~9割は外国人でした。中国、韓国などアジアからの観光客だけでなく、欧米人の観光客も多かったと思います。興福寺近くの公園では、鹿と一緒に記念撮影する外国人も多く見られました。
一方で、法隆寺、薬師寺等では、世界遺産に指定されている寺社であっても外国人観光客はほとんど見かけることはなく、その多くは個人旅行の日本人客あるいは修学旅行生でした。同じ奈良県内の寺社でもここまで観光客の層が違うものかと思いましたが、この理由は何だったのでしょうか?GlobalPlace 奈良県を訪れるインバウンドはどこに向かう? | 国際業務支援 | 東京都中小企業診断士協会 城西支部
「Is it worth going to Nara?(奈良に行く価値はある?)」
私は、英語圏の外国人旅行客の奈良に関する動向を調べてみた。そうしたら、奈良に対する認識が、日本人と欧米人で、かなり異なっていることが浮かび上がってきた。奈良に関して、英語サイトで何度も出てきた言葉……それは「Is it worth going to Nara?(奈良には行く価値はある?)」という質問だった。この質問をする人の多くは、奈良といえば、単にお辞儀をする鹿に餌をやれる場所という認識だった。
例えば、このような質問があった。
In Kyoto have an extra day. Is Nata worth it? Don’t love the massive touristy spots and I know there are deer there but if there other things to do/see?
(京都にもう1日余分に行きます。奈良に行く価値はあるでしょうか?大規模な観光スポットは好きではないし、鹿がいるのは知っていますが、他に何かやることや見ることはありますか?)
I see wild deer all the time, so I’m not interested in seeing more deer on my vacation. If I skip deer park is a day trip to Nara still worth it, and where do you recommend I go while there? It would be great to see some natural spaces, temples, or shrines.
(私は野生の鹿をよく見かけるので、休暇中にもっと鹿を見たいとは思っていません。鹿公園に行かなくても、奈良への日帰り旅行は価値がありますか?また、奈良に滞在中におすすめの場所はありますか?自然豊かな場所やお寺、神社などを訪れるのも良いですね。)
No Deer - Is Nara Still Worth a Day Trip?(鹿なし ― それでも奈良は日帰り旅行する価値があるのか?)
また、ある日本旅行を紹介するサイトにも、このように書かれていた。
Is Nara worth visiting? Many travelers ask this question, most of them for the same reason: They’re convinced they’re nothing to see in Nara besides the city’s famous deer.
(奈良は訪れる価値があるのでしょうか?多くの旅行者がこの質問をしますが、そのほとんどは同じ理由からです。彼らは、奈良には有名な鹿以外に見るものは何もないと思い込んでいるのです。)
Most casual tourists don’t feel it’s necessary to consult a Nara travel guide—they just want to see the deer that roam its main park. This is at once expected (the shika is the international symbol of the city) and unfortunate, since there’s so much more on offer here.
(奈良を訪れる一般の観光客の多くは、旅行ガイドを見る必要性を感じていません。彼らはただ、奈良公園を歩き回る鹿を見たいだけなのです。これは当然のこと(鹿は奈良の国際的なシンボルです)であると同時に、残念なことです。なぜなら、奈良には他にもたくさんの見どころがあるからです。)
そこで私は、Youtubeで奈良旅行の映像を上げている欧米人の動画を見て回った。すると、近鉄奈良駅かJR奈良駅から歩いてきて、鹿に餌をやって、高速餅つきで有名な店・中谷堂に行くだけで奈良観光を終える。つまり、その先にある奈良観光のメインエリア、東大寺大仏殿にも春日大社にも行かずに帰る外国人が、それなりの数いたのである。
彼らの多くは、せいぜい、一番最初に辿り着く歴史的建造物である興福寺境内と、すぐ隣にある登大路園地や奈良国立博物館の敷地あたりまで行って、帰っている。また、東大寺大仏殿の前に辿り着いても、特に行列ができているわけでもないのに、拝観料を支払って中の大仏を見るのではなく、正面の門に設置してある柵の外から大仏殿の外観を見るだけで帰っている人も、それなりの数いた。
おそらく……この人たちの多くは、東大寺の大仏の存在自体を知らないのだ。
[※奈良公園周辺の地図。西側の市街地にJR奈良駅、画面中央部付近に興福寺、東側の緑地に春日大社、北東部の緑地に東大寺がある。]
[※中谷堂の高速餅つき]
海外のサイトでも、このような記述があった。
The vast majority of people leave Kintetsu Nara station (seen on the left-hand side of the map above) and only make it as far as Noborioji Park. It’s completely understandable because there are loads of deer all around this area, but that also makes it incredibly busy.
(近鉄奈良駅(上の地図の左側)を出発する人の大半は、登大路園地までしか行きません。この辺りにはたくさんの鹿がいるので、それも当然ですが、それゆえに非常に混雑します。)
Do yourself a favour and arrive at the Motomiya shrine or at least athe Kasuga temple, most just walk from the Higashimuki shopping street and visit the Kofukuji temple and see the deer in the Noborioji park and get tired and don't get much past the Nara national museum, but for me the best part of the park has been the forest.
(ぜひ本宮神社か少なくとも春日寺に行ってみてください。ほとんどの人は東向商店街から歩いて興福寺を訪れ、登大路園地で鹿を見て疲れてしまい、奈良国立博物館から先はあまり見ませんが、私にとってこの公園で一番良かったのは森です。)
Day trip from Osaka; Arashiyama Monkey Park or Nara Deer Park?(大阪から日帰り。嵐山モンキーパークか奈良鹿公園か?)
海外の動画や旅行記などを見ていて気づいたことは、奈良で圧倒的に有名なのは鹿であり、東大寺の大仏はあまり有名ではないこと。もしかしたら、大仏より高速餅つきのほうが有名かもしれないこと。奈良公園周辺の観光地は、ほとんど無料でも楽しめてしまうこと。そして、人々は、施設の中に何があるのかわからなければ、お金を払わないということだ。
いたる所に鹿がいる広大な奈良公園はもちろんのこと、興福寺や東大寺の境内、運慶快慶作の金剛力士像のある南大門、灯籠が立ち並ぶ春日大社の参道とその周辺の道は、基本的に無料エリアである。料金がかかるのは、寺や神社の建物内部や博物館内を見学したりする場合だけだ。
外国人観光客の中には、それらの無料エリアを見て、十分満足してしまって、せいぜい、鹿せんべいと中谷堂のよもぎ餅と昼食くらいしかお金を使っていないと思われる人たちが、けっこういた。なるほど、これでは、観光客が沢山来るわりには、儲からないはずだ。
ただ、誤解のないように言っておくと、もちろん東大寺大仏殿は、外国人観光客が多く訪れる人気の観光スポットだし、Youtubeで紹介している欧米人は沢山いる。
「日本に2週間滞在するが、奈良では鹿のために奈良公園だけに行く」。そう話してくれたのは、同公園を訪れたシンガポールの男性(24)だ。東大寺に立ち寄ったマレーシアの男性(54)も「奈良が旅行のメインではなく、長くはいられない」。いずれも日帰り観光だという。「『無料で遊べる動物園』として奈良公園を目的とする人が、寺社や歴史好きを大きく上回っている」と市観光協会の担当者は指摘する。
ソーシャルメディアが観光客の認識に与える影響
奈良に対する認識が、日本人と外国人で大きく異なっていることを目にして、私は、現代のソーシャルメディアが観光客に与える影響について、考えさせられることになった。
日本人であれば、奈良観光の目的の大部分は、(鹿はもちろんだが)東大寺の大仏を見ることだろう。興福寺の国宝館に行く人も、そこに有名な阿修羅像があると知っているからだ。日本の学校教育を受けた者にとって、奈良は古代史において重要な場所であり、歴史の教科書に載っていたものを実際に見ることができる場所である。
しかし、多くの欧米人は、京都は知っていたとしても、奈良はよく知らないし、東大寺の大仏殿や大仏も、海外ではそれほど有名ではない。(まぁ、仏像としては、ワット・ポーの涅槃仏や敦煌莫高窟などのほうが有名だしね……)
Youtubeには、「奈良に行く価値があるのかどうか、実際に行って確かめてみました!」という趣旨の動画がいくつかあったが、その中には、大仏殿の内部を訪れていない動画もあった。もしかしたら、奈良に行く価値があるかどうかは、単に現地に行くよりも、日本史、あるいは、シルクロード時代の東アジアの歴史を学んだほうが、理解できるものなのかもしれない。
ソーシャルメディアでは、お辞儀をしたり、横断歩道を渡ったりする鹿の映像や、高速餅つきの映像は、SNS上で「映える」要素があり、注目を集めやすく、拡散されやすい。一方、東大寺の大仏は、実際に見れば圧倒されるのだが、それほどインスタ映えするような外見ではない。実際、東大寺の大仏殿や大仏について、「写真/映像では、この魅力を十分に伝えることができません」と言っている外国人観光客が、沢山いた。
そのため、このソーシャルメディアの時代において、欧米の観光客の間では、東大寺の大仏を見るよりも、鹿と高速餅つきを見ることが、奈良に行く目的になってしまうという、奇妙な現象が起こっているのかもしれない。
中谷堂の高速餅つきが、あれだけ欧米人に人気がある理由は、彼らにとっては餅つき自体が珍しく、実際に見て満足できるから「必見」の場所になっているのだろうかと思ったが、別にそうでもないようだ。
6. The Mochi Shop Show is a Waste of Time
You might have seen this on Instagram: two guys with hammers pounding away at a piece of mochi at a speed that is one hammer slip away from a broken hand. It’s impressive and looks fun on video, but in reality, the shop, Nakatanidou, is located on a narrow pavement with a scrum of people all trying to take the same film that you see online – but with less of a view.I’m not saying don’t go and try the mochi, but, unless you’re an Instagrammer determined to have the same video as everyone else, maybe don’t bother cramming in for the show.
(6. 餅屋ショーは時間の無駄
Instagramでこんな光景を見たことがあるかもしれません。二人の男性が、ハンマーで餅をつき、ハンマーが滑れば手が骨折しそうなほどの速さで叩いている光景です。動画で見ると迫力満点で楽しそうに見えますが、実際には、中谷堂というお店は狭い歩道沿いにあり、ネットで見るのと同じ動画を撮ろうと、大勢の人が押し寄せています。しかも、景色はそれほど良くありません。餅を食べに行くなと言っているわけではないが、みんなと同じビデオを撮ろうと決心しているインスタグラマーでない限り、無理してショーを見に行く必要はないかもしれない。)
10 Things I Wish I’d Known Before I Visited Nara(奈良を訪れる前に知っておきたかった10のこと)
また、上記のサイトには、このようなことも書かれていた。
Interestingly, looking at the list, it’s often things that are popular on Instagram that have underwhelmed me the most in reality – maybe because both the hype and the crowds visiting them are so big.
(興味深いことに、リストを見てみると、Instagramで人気があるものが、実際には一番がっかりさせられることが多いのです。おそらく、その盛り上がりと訪れる人の多さが原因でしょう。)
Avoid These 7 Tourist Trap Nightmares in Japan!(日本の観光客が陥りやすい悪夢7選!)
Social media is good at showing us things we might not have found, but it also creates an unnatural sense of FOMO – and some very busy destinations as everyone now crowds to the same places. So, ask yourself, are you adding this to your list because you want to go or because you think you should?
(ソーシャルメディアは、私たちがまだ見つけていないかもしれないものを見せてくれるのに優れていますが、同時に不自然なFOMO(取り残されるかもしれないという不安)を生み出します。そして、皆が同じ場所に集まることで、一部の目的地は非常に混雑してしまいます。ですから、自分に問いかけてみてください。この場所を旅行リストに加えるのは、行きたいからですか、それとも行くべきだと思ったからですか?)
12 Steps to Plan The Perfect Japan Trip(完璧な日本旅行を計画するための12のステップ)
中谷堂の高速餅つきは、確かに、旅行のついでに立ち寄って見るには、面白いものだが、外国人観光客が、中谷堂には行くのに、大仏や春日大社を見逃しているというのは、なんだか徒然草に出てくる「仁和寺にある法師」の話を思い出してしまう。
ちなみに、中谷堂の名誉のために言っておくと、あの高速餅つきは、パフォーマンスのためにやっているのではなく、店主の故郷に伝わるやり方で、餅が熱いうちに高速でつくことによって、コシのある、柔らかく伸びる餅になるそうだ。
「嵐山に行く価値はある?」竹林と猿だけ見て帰る外国人観光客
もしかしたら、京都の嵯峨嵐山地区も同じようなことになっているのではないかと思って調べてみたら、私の予想は当たっていた。「『嵐山に行く価値はある?』竹林と猿だけ見て帰る外国人観光客」という記事を、もう一本書けそうなくらいだ。
日本人にとって、嵐山といえば紅葉の名所であり、紅葉の季節には混雑することでも有名だが、外国人にとって、嵐山は、閑静な竹林とモンキーパークのイメージになっている。彼らの中には、竹林の小径だけを目的に嵐山に行こうとする人もいた。ネット上の画像を見て、広大で静寂な竹林の小径を想像して、実際に訪れてみたら、想像していたよりも小規模なのと、あまりの混雑ぶりに、がっかりしてしまう人が多いようだ。あの場所が「bamboo forest」と訳されることが多いのも、誤解のもとかもしれない。*4
ちなみに、ここでも誤解のないように言っておくが、夢窓疎石が作庭を手掛けた天龍寺や奥嵯峨地区の寺社、トロッコ列車や保津川下りなど、嵐山のその他の観光スポットに行く外国人観光客も多い。
これは、インターネット普及以前、人々がガイドブックやパンフレットを取り寄せて旅先の情報を調べていた時代には、起こらなかったことだろう。昔ながらの観光ガイドブックには、大抵、旅先の歴史や文化についての説明や、その国を訪れるにあたっての注意事項が載っていたものだ。しかし、人々がガイドブックではなくソーシャルメディアの情報に基づいて旅行するようになった現代では、奈良は鹿と餅つきの街になり、嵐山は竹林と猿の街になってしまうのだ。そして、外国人観光客は、日本に来て初めて、現金決済しかできない施設が多いことや、ゴミ箱が見当たらないことなどに戸惑うことになるのだろう。
嵐山の竹林の小径のことを「Tourist trap(観光客向けの罠)」と言っているサイトもいくつかあったが、「Instagramer trap」あるいは「TikToker trap」と言ったほうがいいかもしれない。本来、嵐山の竹林は何も悪くない。これは、ソーシャルメディアだけを見て旅行計画を立ててはいけないということを示していると思った。旅行に関しては、昔ながらのやり方で、観光ガイドブックなどで事前に調べてから行ったほうが良い。もちろん、これについては、日本人が海外に観光旅行に行く際も、他人事ではない。
奈良が観光でこの先生きのこるには
正直なところ、太平洋やユーラシア大陸を超えて来る観光客に、奈良に泊まっていけというのは、無理があると思った。彼らの多くは、人生で最初で最後かもしれないヨーロッパ旅行をする日本人のように、滞在中にできるだけ多くの有名な観光地を訪れようと、忙しい旅をしている。そういう観光客にとっては、奈良は日帰りで立ち寄るのが現実的だろう。
奈良の事例を見ると、世界遺産に登録されているからといって、観光客が来るわけでもなさそうだ。法隆寺より大阪城のほうが観光客は多い。
”Why don’t more travelers explore regional Japan? What’s stopping you?”
( なぜもっと多くの旅行者が日本の地方を旅しないのでしょうか?何があなたを阻んでいるのですか?)
”Most people probably see it as their first and last trip to Japan, and in many cases it actually turns out that way, so they tend to go to the most classic, must-see spots. This isn’t something unique to Japan either. I think it happens pretty much anywhere in the world.”
( ほとんどの人は、日本への旅行を最初で最後だと考えており、実際にそうなるケースも多いので、定番の必見スポットばかりに足を運ぶ傾向があります。これは日本に限ったことではなく、世界中のどこでも見られる現象だと思います。)” https://www.reddit.com/r/JapanTravelTips/comments/1su6p1n/why_dont_more_travelers_explore_regional_japan/
それに、世界中の観光地でオーバーツーリズムが問題になっている現代においては、最早、「観光客の呼び込みに成功すれば、地方の経済が活性化して、地元住民が幸せになる」という、単純な時代は終わった。宣伝するなら、観光客がしっかりお金を落としていって、地元住民が迷惑しない方法を考えなければならない。田舎のインフラは都会より脆弱なのだから。どの地域も、富士河口湖町の「コンビニ富士山」や、富士吉田市の「桜まつり中止」みたいなことには、なりたくないはずだ。京都府北部の風光明媚な漁村、伊根(いね)の舟屋も、一筋縄ではいかない状況になっているようだ。
これらのことを考慮すると、私は、奈良は日本人観光客向けにアピールしたほうがいいのではと思う。奈良は、日本、ひいては東アジアの歴史の知識がある人のほうが、楽しめるだろう。ちょうど、京都がオーバーツーリズムで、旅行先に奈良を選択する日本人が増えているという話だし。鑑真ゆかりの唐招提寺や薬師寺、聖徳太子ゆかりの法隆寺、蘇我入鹿の首が撥ねられた(?)明日香村などには、外国人観光客が滅多に来ないというのだから、穴場である。むしろ、今の時代、日本人向けに、「うち、実はこんなにすごい観光地なのに、インバウンド客が滅多に来なくて、空いてます!」というのが、宣伝文句になりそう。
[前回記事]
富士そばの「旅行者の方は、ランチタイムの来店を ご遠慮ください」という貼り紙、海外のオーバーツーリズムの事例、「観光地はそこに住む人々とその子孫の所有物である」ということを原則とした、観光地におけるResponsible Tourism(責任ある観光)に関するケープタウン宣言について。
[おまけ]
過去記事で大阪城天守閣について書いています。ちなみに、大阪城天守閣があまりにも混んでいて行列に並びたくない場合は、近くにある大阪歴史博物館もお勧め。
*1:「泊まらない都市」奈良…宿泊者数は全国44位で京都と明暗 「大仏商法」「安い・浅い・狭い」からの脱却は!?
*2:日本人観光客に人気の奈良 「ゆっくりできる」 外国人殺到で「京都離れ」続く(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
*3:京都離れの日本人、金閣寺・清水寺でも集客減少-奈良が人気集める - Bloomberg
*4:日本の英語教育は、「林=forest」だと教えてきたが、英語の「forest」は、それこそ春日山原始林くらいの規模のイメージらしい。おそらく「bamboo grove」のほうが、ニュアンス的に近いだろう。













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